診療科目

当院について

内科 呼吸器・消化器
当クリニックは健康を支える3つの診療方針に基づき内科を中心とした医療を行います。対象は原則として高校生以上です。
呼吸器や消化器も同様ですが、臓器の専門性とは関係なく救急車を呼ぶべき症状でなければ全ての疾患を診察することは可能です。但し、専門性が高い疾患や緊急を要する症状の場合は他院へ紹介する場合もあります。また、外傷や問診票に不備があったり「安心安全な医療を守るための10ヶ条」に反する場合はお断りすることもあります。また、通常と異なる症状がある場合の診療をご希望の方は午前11時までに受付を済ませていただく必要があります。

 
診療基本3方針とは
1.健康診断とワクチン
2.早期発見と早期治療
3.生活習慣の指導と自己管理

1.健康診断とワクチン

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予防医療への意識の高さは、そのまま健康への意識の高さと比例します。
健康である時にこそ、病気を意識した行動を起こせるということは、いつ起こるかわからない地震などの自然災害有事に備えた災害グッズ(水・汚物処理・蓄電池等)を常備しておくことと同じです。健康診断とワクチンは予防医療の要ですから最大限活用すべきです。

 

健康診断

●完全予約制/電話予約はできません。
●千葉市特定健康診査・千葉市健康診査
受診者本人が、
① 今年度受診シール
② 保険確認ができるもの
問診票
④ 診察券
を準備して受付で直接ご予約ください。
●がん検診(肺がん・前立腺がん・大腸がん)と肝炎検診は予約不要ですが、
受診者本人が、
① 今年度受診シール
② 保険確認ができるもの
問診票
④ 診察券
を準備して受診してください。
●雇用時等の健康診断は完全予約制/全額自費(項目によって異なる)となります。
受診者本人が。
① 会社等の指定する検査項目が記載された書類
問診票
を準備して受付で直接ご予約ください。

 

ワクチン

●完全予約制/電話予約はできません。
但しインフルエンザワクチンについては毎年トップページに記載します(電話での問合せにはお答えしません)
●ワクチン接種の予約は次の①~④全てを準備して本人が直接受付でご予約ください。
① 全ての医師の許可
② 住所記載のある本人確認ができるもの
問診票
④ お薬手帳
●子宮頚がんワクチンを接種希望される方が高校生以下の場合は保護者同伴で直接医師にご相談ください(定期接種対象者は予防接種番号シールを準備してください)
●肺炎球菌ワクチン・帯状疱疹ワクチン・麻疹風疹ワクチンを接種希望される方は直接医師にご相談ください


2.早期発見と早期治療

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内科の疾患の多くは医師がクスリを出すことで完結しません。
・医師は健康と医学全般に関する新しい知見を幅広く取り入れて知識の準備をします
・問診や症状の変化から想定される疾患に対するアプローチの道筋を考えます
・疾患に関係する診察から必要な検査のプランを練ります
・検査データと医師独自の経験値を加味して総合的に判断することで診断を決定します
・診断された病気や病状に応じて最も適した治療方法を熟考します
・治療は、生活指導/投薬/専門医で精査/経過観察など多岐にわたります
医師はこのような流れで最も可能性の高く最良と思われる検査・診断・治療・薬剤選択を行います。そして限られた時間の中で可能な限り患者本人への説明と同意を得て診療をすすめていきます。
 
医学は日進月歩です。
昨日まで正しいと信じられていた治療でも、何らかのブレークスルーがあると全く異なる治療方法が開発されていくことが繰り返されてきました。古くは感染症に対するワクチンや抗生物質の開発。現在では、ガンに対する遺伝子変異を元にした免疫治療や糖尿病の新薬や新しいアプローチの方法は医療の進歩の良い例です。逆に、薬の副作用が新たに追加されて使用を制限されることもあります。想定外な例外が起きうるのが医学なのです。
カラダも日々変化します。症状が無くても何かが起きています。
体調の変化や検査データ異常などから、病気を「早期発見・早期治療」することが最もカラダの被害を最小限に抑えるための最善策です。つまりカラダの何らかの異常をいち早く発見することが大切です。症状が明らかになってからでは遅いかもしれないからです。
自分の血圧や体重の記録や定期的な検査が必要なのは、そういう意味です。
症状の無いちょっとした脈の変化で、ペースメーカーが必要になって命拾いした方や、肝臓や腎臓の検査データの異常で、速やかに薬の副作用の被害から免れる方も珍しいことではないのです。


3.生活習慣の指導と自己管理

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例えば
▶︎高血圧・脂質異常・糖尿病・肥満・便秘・気管支喘息・睡眠時無呼吸症候群など、日常の生活習慣と密接に関係する慢性疾患の管理と指導を徹底的に行います。慢性疾患は薬だけでコントロールし難い面があり、生活習慣を見直すことも重要です。。
そのような生活習慣改善のヒントになる食品・栄養・添加物・睡眠などに関する知識について、詳しく解説した院長著書「ATPと食生活栄養革命」(2025年さくら舎より出版 全国書店・各ネット通販サイトにて販売中)が指導のベースとなります。そこに書かれた内容を実践することで自己管理を徹底することが大切です。
慢性疾患というのは
❶ 疾患の原因の特定(残念ながら原因不明の特発性が最も多い)
から始まり
❷ 原因に応じて適切な薬剤を選択する
❸ 薬剤により治癒(治癒した場合は以降の薬は不要となります)
治癒可能である場合もありますが
❹ 治癒せずに良い状態にコントロールしていく(ほとんどの方がこちら、寛解という)
そのためには日常の生活を見直すことから自己管理が始められる場合が多いです。そのお手伝いをさせていただきます。


安心安全な医療を守るために

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最後に
「安心安全な医療を守るための10ヶ条」について
全ての方々に安心して健康を維持できる医療を提供し続けるために、医師・看護師・医療事務で構成される医療チームが全力で診療にあたります。そして、医療チームと受診される方々の間で、安心して安全な医療を受け続けることが可能であるように、かつ誤解のない円滑なコミュニケーションが持てるように、この「安心安全な医療を守るための10ヶ条」があります。その真意はお互いが尊重し合うことに尽きます。尊重から信頼が築かれて健康という目標が達成されると信じます。受診を希望される方は是非ご一読ください。
賛同できない、厳守しない方の診療は致しません。


安心安全な医療を守るための10ヶ条

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心身ともに健やかで社会的にも不自由なく日常生活がおくれることを健康といいます。
健康は誰にとっても幸せな生活の基盤です。
しかしカラダの不調は突然訪れます。
命に関わるくらい重篤な場合もありますが、「少し気になる」「何となく不安」や「検査の数値が気になる」など軽い不調や不安の場合もあります。
どんな時でも誰もが気軽に受診・相談できる環境があること。
それが安心して暮らせる社会の土台であり、医療の理想です。
その理想の実現に向けて医療チームは日々努力を重ねています。
 
❶ 貴方と職員の安全を最優先します
❷ お互いを尊重し感謝と思いやりの気持ちを大切にします
❸ 予約と時間を守り他者への配慮を忘れません
❹ お薬は最少限の量で最大の効果を得られるよう選択します
❺ 納得していただける説明ができるよう日々スキルを磨きます
❻ お薬手帳は毎回確認いたします
❼ 早期発見・早期診断のため処方は30日以内としています。
❽ 血圧・体重などの測定・記録を毎回確認し健康状態を見守ります
❾ 定期的な検査は必要最小限で行います。拒否される場合はその理由をお聞かせください
❿ 威圧的な言動、暴言・暴力、無断での撮影・録音、SNSの誹謗中傷などが確認された場合、受付・診療は中止し、以後の対応と医療行為も一切行いません
 
安心して受診ができて医療チームも安全に力を発揮できる環境をつくっていきます。
皆様のご理解とご協力に心より感謝申し上げます。




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