クリニック通信
026. ヒラメの目?
2020/2/13
数年前に鼠径ヘルニア(両側)の手術をしました。
入院・手術ともにはじめての経験。
幼少期から鼠径部にうずらの卵ほどの大きさのものが出たり出なかったり。関係があるかは分かりませんが、体調を崩した時にポコっと出ていることが多くありました。
みんな同じくあって当たり前だと思っていましたが、医療機関で働くようになり、正体が「ヘルニア」だと知ったときは衝撃的でした。
歩く時や立っているだけでも痛むことが多くなり手術を決心。
テレビで見るような手術室に興奮したことは記憶にありますが、手術後、目が覚めた時には病室のベッドにいました。
全身麻酔恐るべし…
今では、ヒラメの目のように手術跡が数センチ残っているのみです。傷痕は年数が経つにつれ徐々に薄くなっていくと担当の先生から言われましたが、馴染んでいくことが少し寂しくも感じます。
あの頃の痛みと違和感から解放され、手術を決心して良かったと改めて思っています。主治医の先生に感謝しかないです。[mow01]