クリニック通信

014. 亜熱帯気候に認定?!~熱中症予防情報~

2019/8/2

亜熱帯気候とは、熱帯と温帯の間に位置する気候だが明確な定義はない、らしい。日本では沖縄が亜熱帯。でも、ここんところの美浜区真砂も亜熱帯気候とよべるんじゃないかと勝手に思ってます。そういうわけで熱中症対策です。

熱中症は、体内の水分と塩分のバランスが崩れて体温調整がうまくできず体内に熱がこもってしまうこと。だるくてフラフラ~頭が痛くてめまいや吐き気〜汗だくだったのに急に寒気〜なんかドキドキする。こんな感じがしたら、もうヤバイので涼しい所へゴー。

まず着るものは、通気性の良いエアリズム的な吸湿・速乾の衣類を準備。枕や寝具もNクール的な冷んやり素材を活用。家の中ではエアコンを少し高めの温度設定で付けっ放し。性能にもよるけど27℃除湿、くらいを目安に冷やしすぎないくらいでキープ。もちろん寝るときもそのまんま。

水分摂取ですが、最低でも30分に一度はゴクリして下さい。のどが乾いてなくても、です。気がついたらゴクリ。飲むもので最強はなんといってもOS-1。必要な塩分・電解質と少量の糖分が絶妙なバランスですから。往年のスポーツドリンクは引退ですね、糖分が多すぎます。それ以外は、麦茶やお水なんかでもいいですが、少しの塩が大切です。

さらにもう一つ。保冷剤や冷たいペットボトルを手に持つのがいいです。なぜなら、手のひらは、体温調節のセンサーがあるので、適度に冷やし続けると効果的です。氷のように冷たすぎるものだと逆効果なので、やり過ぎ禁物。

あとやっぱり夏のスイカは、本当に体を冷やしてくれるので王道です。ちょっと塩かけたり、レモンかけたり。

昼間の炎天下のウォーキングや作業が危ないのは当然ですが、夜でも朝でも家の中でも、高温多湿なところなら、いつでもどこでも熱中症になります。本当です!なんせ亜熱帯認定(?!)ですから。

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